2017年 春 第111回職域団体対抗将棋大会
- 日時: 2017年 4月 9日(日)
- 場所: 東京武道館(足立区綾瀬3-20-1)
- 連盟HP
A級 パナソニックグループ(1) トーナメント組み合わせ発表

パナソニックグループからは、今回はAクラスの1チームだけ参加です。
気になるトーナメント表は、4月1日(土)に自宅に連盟から郵送で到着。
恐る恐る見てみると、46番にパナソニックグループ(1)とあり、その隣りの45番は強豪のNEC(2)ではないか。
今日は4月1日。エイプリルフールだよな、と思いつつも、間違いはありません。
一応、反対側のブロック表も下記に掲載しておきます。

同封されていた「大会についてのお願い」も、下記に掲載します。参加メンバーはご一読ください。
9時20分集合とのことですので、遅れないようにお願いします。現地集合です。

結果報告: A級 パナソニック(1) 2回戦敗退、S昇級ならず
東京武道館(今年は雨の桜でした)
会場は今年も大盛況です。熱気が伝わってきます
佐藤康光新理事会長のご挨拶です。新会長としてのご活躍の一つかも
女流棋士の方々です(和田先生、中村先生、塚田先生)写真に応じて頂きました。
A級 1回戦NEC戦
1回戦NEC(2)戦前のメンバ写真
1回戦NEC戦
回戦 |
相手チーム |
大将 |
副将 |
三将 |
四将 |
五将 |
勝負 |
A級 1回戦 |
NEC(2) |
安武 ○ 川村 |
栗尾 ● 大窪 |
荒井 ○ 本間 |
脊尾 ● 広田 |
加藤 〇 佐藤 |
3 - 2 〇 |
- 1回戦は、川村氏率いる強豪NEC(2)戦。"
- 大将、安武さんは、棒銀を受ける展開に思わぬ苦戦でしたが、3筋の攻防で金を捨てて銀を残す受けの妙手があり制勝〇。局後、NEC川村さんが「安武さんは振り飛車党だと思っていました・・・」との謎コメント。事前情報戦は私たちも含めあまり有効ではなさそうです(笑)。
- 副将、栗尾さんは、2西日本A級全勝等輝かしい戦績を残し、久々の関東A級復帰となりました。レグスぺ相手に地下鉄飛車から急所に角を据えて優勢を築きましたが、優勢を意識して銀を逃げてから受けたり攻めたりが一貫しない展開に。相手の攻めがちょうどつながってしまう展開で逆転負けとなりました●。
- 三将、荒井さんは、今回パナソニックチームのオーダーを決める大役となりました。将棋は相手の引き角棒銀を受ける展開。相手の端攻めがきまり苦しい展開かと思われましたが、終盤力を見せつけ最後は華麗に即詰みに討ち取って制勝〇。
- 四将、脊尾さんは、対三間飛車アナグマ。▲5五歩からかかんに5筋を仕掛けたものの、▲5五歩△同歩▲同銀△8四角▲5六歩!という謎の反省。その後驚異の粘りで逆転しましたが時間が足りず惜敗●。
- 五将、加藤さんは、裏芸の立石流。加藤さんは強い時(小木ポール氏を破ったり)と、脆い時(いいとこなく愚形のまま投了)が50%ですが、今回は強い時がでました。相手が飛車を捕獲しようとしたところ華麗にさばききり、途中からは相手の飛車角を馬と飛車とで抑え込み詰めろをかけさせることなく圧勝〇。
- こうして、辛くも3-2勝ち。2年ぶり4度目の正直で「その隣りの45番は強豪のNEC(2)」を破り、1回戦を突破しました。
A級 2回戦FUYOU戦
2回戦前の撮影
2回戦FUYOU戦
回戦 |
相手チーム |
大将 |
副将 |
三将 |
四将 |
五将 |
勝負 |
A級 2回戦 |
FUYOU |
安武 ○ 田中 |
荒井 ● 本間 |
栗尾 ● 泉 |
加藤 ● 美馬 |
脊尾 ○ 野村 |
2 - 3 ● |
- 2回戦、FUYOUは、故立石氏が率いていた「芙蓉警備保障」。
- 第106回2014年秋のF級決勝
で2軍があたり1−4負けしたチームで強敵です。
- そのときは影のエース斎藤さんだけが一矢を報いました。とのご本人訂正。
- 試合前はFUYOUが連続昇級でA級に昇級していた芙蓉警備保障チームのことだと知らず、少し緩んでいたかもしれません。
- 大将、安武さんは、相手の失着もあり序盤早々からなぜか歩得+銀金交換を果たしました。そのあとも歩得を生かしじりじりと優勢を広げて完勝〇(これで通算成績15勝1敗)。
- 副将、荒井さんは、御徒町で優勝を何度もされている強豪の本間氏と対戦。相手のアナグマ模様から一転角交換の力戦に。最終盤は並べた香車が相手陣になり替えるなど地力が出て追いついた局面もあったように見えましたが、一歩届かず●。
- 三将、栗尾さんは、対角交換振り飛車。なぜか相手陣に馬を作ることに成功し、2筋突破したところで温泉気分でしたが、その後相手の決め手を与えないねばりと桂頭攻め〜急所に角を据えての攻撃にムードは逆転。最後は勝ちもありましたが、94歩打ちが詰めろになっておらず必至をかけられて惜敗●(この負けは惜しかった)。
- 四将、加藤さんは、銀冠から得意の玉頭攻めの展開に。相手が強豪ということもあり、一時逆転されましたが最終盤は局面は勝ちになっていました(詰みがあった)。時間が1分あるかどうかというところで時間に負けてしまいました感じで痛い●。
- 五将、脊尾さんは、ねんりん将棋大会上位入賞の野村氏を相手に3手角からの力戦になりました。最後は詰まさなくても勝てる局面でしたが、華麗に即詰みに討ち取り、総監督の力を見せました。
非公式慰安戦 富士通(3)(4) vs. パナソニック対抗戦
対局写真
非公式慰安戦
回戦 |
相手チーム |
大将 |
副将 |
三将 |
四将 |
勝負 |
富士通(3)(4)戦 |
富士通(3)(4) |
安武 ● 濱 |
脊尾 ● 笛木 |
栗尾 ● 池島 |
渡辺 ● 喜多 |
0 - 4 ● |
- 2回戦敗退ということで午後から暇になったわけですが、富士通広瀬氏の取り計らいで、同じく暇になった富士通(4)(3)メンバーとの交流対抗戦を開いていただきました。
- メンバーの当たりとしては互角かと期待したのですが、富士通池島氏のノータイム差し、喜多さんの時計を押さない手加減作戦などのハンデにもかかわらず、全員負かされました。「富士通の皆さん。大変失礼しました」で終わってしまいました。
- 富士通、濱さん、笛木さん、池島さん、喜多さん、広瀬さんありがとうございました。またよろしくお願いします。
打ち上げなど
木村先生はいつも笑顔で素敵です。
塚田女流と記念撮影(脊尾さんは、何を表現されたかったのでしょうか?)
一同、S級の試合(NEC(1)vs.富士通(1), リコー(1)vs.リコー(2)を観戦して将来を夢見るのでした。
打ち上げは、綾瀬駅付近の海鮮居酒屋にて。皆の将棋を並べて反省するのでした。
抱負
- 今回こそはと力が入りましたが、今回も残念な結果となりました。
- 特に、FUYOU戦、加藤さん・栗尾さんは、指運で勝てたように思います。
- NEC(2)は慰安戦優勝、FUYOUはベスト4進出と、S級に行く力は十分あるように思います。次回こそは運を味方につけて頑張りましょう!
- 他、安武さんが「脊尾詰将棋所版リリース」をツイートしただけで、HPが一日800アクセスという春の珍事件もありました。
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